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RECRUITING

ENTRY

INTERVIEW 01

尿素技術の世界的リーダーとして知られるTOYO。世界の食糧問題解決の一助となる尿素プラントのライセンス供与および設計・調達・建設(EPC事業)という従来型ビジネスに加えて、他EPCコントラクターと協力したライセンス供与ビジネスも新たに展開しています。社会貢献とビジネス成長を両立させる面白さとやりがいについて、尿素プラントに関わる部署で活躍する3名にお話を伺いました。

プロジェクト本部
Project Manager/石井 里実

SATOMI
ISHII

―TOYOはこれまで、自社ライセンスを適用した尿素プラントを100基以上設計・建設してこられました。改めて貴社における尿素技術・プラントの位置づけについてお聞かせください。
尿素プラントは創業以来のコア事業で、当社の売り上げの約10%、世界シェアのおよそ20%を占めています。世界最大規模である日産4,000トンの尿素プラントがナイジェリアに2基あるのですが、いずれも当社が建設したものです。今、世界的に環境保全や省エネルギーといったテーマが注目されていますが、尿素技術はそうした未来に大きく貢献するものです。当社最新の尿素合成技術「ACES21(TM)」は尿素プラントでのエネルギー消費を大幅に削減する技術で、他社のライセンサーと比べても非常に高い省エネ効率を誇っています。 そもそも尿素というのは、植物の成長に必要な窒素を多く含む肥料として活用されているもので、私たちのプラントもこの窒素肥料を効率的に生産しています。今後、世界的な食糧不足が懸念される中、肥料の需要が伸びていくことが予想されており、そこに省エネルギーで生産した尿素を供給していくことは社会貢献につながると考えています。
―そのようなプラントの設計・調達・建設を行うEPC事業において、石井さんはどんなプロジェクトを担当されているのでしょうか。
冒頭に申し上げたナイジェリアの世界最大規模の尿素プラントの3基目となるプロジェクトに携わっています。これまで建設した第1トレイン、第2トレインのプラントで高い評価を受け、3基目の受注につながりました。クライアントの期待も事業規模も非常に大きなプロジェクトですが、前回を超えるクオリティーのプラント建設を実現することがプロジェクトマネージャー(PM)としての使命だと考えています。
大規模プロジェクトを動かす─PM冥利に尽きるダイナミズムとは
─世界最大規模のプラントのプロジェクトマネージャーということになりますが、どのようなところに難しさ、またやりがいを感じますか。
事業規模でいえば日本円にして500億円から1000億円ほどのプロジェクトですので、その怖さと緊張感は確かにあります。しかし、同時にそれだけのものを動かしているというダイナミズムは他ではなかなか味わえないもので、プロジェクトマネージャー冥利に尽きると思っています。 これほど多くのお金と人が関わるプロジェクトを動かしていると、想定外のトラブルや難しいシチュエーションというのは毎日のように発生します。時にクライアントとも意見や利害がぶつかることもありますが、プロジェクトを成功に導くという共通のゴールに向けて、とにかくひざを突き合わせて会話しながら解決策を導き出し、前へ進めています。 クライアントのほとんどは海外の方なので、文化も考え方も日本人とは大きく異なります。その違いを理解し、リスペクトし、伝えるべきことはしっかりと伝える。グローバルで仕事をするうえでとても重要なことだと、身をもって実感しています。
─どのような方に仲間になってほしいですか。
コミュニケーション能力の高い方は大歓迎です。というのも、クライアントの要望を正確にキャッチして、社内メンバーやパートナー企業と適切にコミュニケーションを取りながらプロジェクトをオーガナイズしていかなくてはいけない仕事だからです。 時には解決が難しい問題が生じることもありますが、その背景を考え、何か違う方法で打開できる道はないか模索する。そうした泥くさい一面もあるので、粘り強く課題に向き合う力やタフな精神力が必要になってくると思います。 語学力や設計の知識といった部分については、社内外とのコミュニケーションに支障がなければ完璧である必要はありません。ただ、プロジェクト全般を取り扱うため、プラント設計だけでなく経理・会計知識や法律、人を動かすマネジメント能力など、多角的な知識と能力が求められます。自分の得意領域に閉じず、好奇心旺盛に領域を超えてチャレンジしたいという方は、ぜひご応募ください。

エンジニアリング・技術統括本部
プロセスエンジニアリング部 
尿素チーム/國井 洋雄

HIROO
KUNII

─國井さんは2022年に入社されたそうですが、転職の決め手は何だったのでしょうか。
前職は産業機械メーカーで、環境設備や化学プラントのプロセス設計などの業務に従事していました。仕事にやりがいは感じていたのですが、扱うのはどうしても自社製の機器にフォーカスしたプロセス設計が中心だったため、より幅広く、より大きな事業規模の案件に関わる仕事をしたいと思い、転職を決意しました。 当初は化学メーカーへの転職を考えていたのですが、TOYOの「DX-PLANT(TM)」というプラント運営支援サービスが実際のプラントの運転状況をモニタリングし、運転データ、検査記録、保全履歴などさまざまなビッグデータを解析して、プラントの稼働率向上や運転・保全の効率化を実現していることを知り、興味を持ちました。また、TOYOは尿素プロセスのライセンサーですので、プロセスの開発・改良やプロセスの構築などより踏み込んだ領域でプロセス設計に携わることができることも決め手になりました。
―現在國井さんが担当されている業務、プロジェクトについて教えてください。
私は尿素プラント建設のプロジェクトの中でもPDP(Process Design Package)の作成業務を担っています。PDPというのは、プロセスフロー図、マテリアルバランス、用役バランス図、P&ID(配管計装図)、機器データシートなどのプラント建設の基本となるドキュメントをパッケージ化したもので、PDPをベースにEPCコントラクターが詳細設計を行います。 TOYOは尿素プロセスのライセンサーとして、日々プロセスの開発・改良を行っているのですが、開発・改良したシステムをPDPへ反映させることも私の役割です。プラントの運転およびメンテナンスを考慮し、P&IDや機器基本仕様、計装基本仕様などについて具体的に検討し、PDPへ盛り込んでいます。
世界最先端のライセンサーとして得られる技術や知見は唯一無二
─プロジェクトはどういったメンバーと進めていますか。また、國井さんが感じる醍醐味についてもお聞かせください。
PDPのプロジェクトでは同じ部署のメンバーだけでなく、海外拠点のプロセスエンジニアや配置・配管設計など関連部署のエンジニアとも連携して進めます。プロジェクトの中で私はリードプロセスエンジニアとしてプロジェクト工程およびプロセス全体の統括を行っています。尿素プロセスの経験はまだ浅いですが、シニアのアドバイザーに適宜アドバイスを受けながら業務を進めています。 やりがいとしては、より上流からプロセス設計に関われるところですね。企画・設計の段階から詳細なところまで踏み込んだプロセス設計ができるのは、エンジニアとして大きな魅力を感じます。 また、この尿素プラントは世界の食糧不足問題の解決に大きく寄与するものなので、需要の高まりを感じるとともに、地球規模の課題解決に貢献できる喜びもあります。
─TOYOでプロセス設計に携わる意義や得られるメリットについて教えてください。
TOYOは尿素プラントのライセンサーとして世界最先端にいる会社なので、その技術や知見が得られる部分はとても大きく、私自身、日々エンジニアとして学びと成長を感じています。 また、海外の顧客が大半のため、海外で打ち合わせや運転指導などの業務を行うことも多く、グローバルに活躍できる機会があります。 経験や知見のあるシニアの先輩も多く在籍しており、分からないことや専門外の場面に遭遇したときも、即座にアドバイスしてもらえる環境にあります。そうした安心感と成長できる環境がそろった職場だと感じています。

エンジニアリング・技術統括本部
次世代技術開拓部
IPマネジメント室/中條 路子

MICHIKO
NAKAJO

─昨年、インドネシア肥料プラント向け尿素ライセンス供与プロジェクトを受注するなど、貴社の新たなライセンスビジネスに対する注目度は高まっています。そこに対する、TOYOの狙いについてお聞かせください。
尿素プラントを100基以上設計・建設してきた当社ですが、これまではライセンス供与とEPC事業を組み合わせて提供してきました。しかし、インドネシアのプロジェクトに関してはライセンス供与のみとなっており、今後はEPC事業だけでなく、世界各地のEPCコントラクターと協業してライセンスビジネスを進めていく考えです。 その背景としては、やはり世界的な食糧問題から来る尿素の需要増があります。尿素技術に関して世界トップクラスを自負している当社としては、これまで尿素プラントを設計・建設した実績のない国においてもライセンス供与することでプラントを広げ、食糧問題の解決に貢献できるのではないかと考えています。 ライセンスのニーズは今後より高まっていくと見ており、またEPC事業に比べてライセンスビジネスはボラティリティーが低い側面があるため、当社が今後安定的に成長していくうえでの重要な事業基盤にもなると期待しています。
─ライセンスビジネスの今後の展開として、新たなサービスは検討されているのでしょうか。
尿素技術だけでなく、クリーンエナジーとしてメタノールも注目を集めはじめています。当社はさまざまなCO2排出源から回収したCO2と、再生可能エネルギー由来の水素から合成された環境循環型のメタノール「g-Methanol(TM)」という技術も保持しており、こちらについてもライセンス供与を広めていきたいと考えております。 また、同じくアンモニア燃料もクリーンエナジーとして期待されており、こちらについては米国のKBR社からライセンスを取得し、50年以上にわたってアライアンスを締結しています。今後もこの協業関係を維持・強化しながら、私たちはアンモニア燃料プラントのサブライセンサー、そしてEPC事業者としてサービスを展開し、環境問題解決の一助になりたいと考えています。
社内外のステークホルダーと連携し、TOYOの知的財産を守り育てる
―そうしたライセンスビジネスにおいて、中條さんが所属する次世代技術開拓部 IPマネジメント室はどういった役割を担っているのでしょうか。
IPマネジメント室は、生み出した技術や知的財産を特許出願などにより権利化する業務を担うチームと、その技術を活用しライセンスとして販売するなどビジネス展開するための契約を担うチームがあり、私は後者に所属しています。 具体的な業務としては、自社のライセンス使用許諾契約、他社ライセンス契約、技術開発にかかる契約、コンサルティング、共同開発の際の契約など、主に技術に関する契約について、作成・レビュー・交渉を担当しています。その他、技術・情報のコンタミネーションの防止対策を講じるなど、知的財産を保護し、活用することを推進しています。 社内外のさまざまなメンバーとコミュニケーションを取りながら契約書にまとめていくため、いかに私たちの技術を適切に守っていくか、ビジネス展開していくうえではどんなことに留意しておく必要があるか、すり合わせるべき点は多岐にわたります。 また、クライアントと難しい話し合いになることも少なくありませんが、そこは丁寧なコミュニケーションを心がけながら、お互いが納得できる着地点を探っていくことになります。 現在、当社では「共創エンジニアリング」を通じて新たな技術やビジネスの創出を積極的に推進しています。共創パートナーとともに、開発技術を知的財産として収益化するプロセスにおいて、知財契約の面から貢献しています。 当然難しさはありますが、当社のサービスの魅力や特許の価値をしっかりとご理解いただけるように技術者とも話し合いながらクライアントにアピールし、納得感の高い提案をしていくところに面白さを感じています。また、当社が開発した技術を社会に実装していく、ビジネスとしてスケールさせていくことにもやりがいを感じています。
―20年以上TOYOでキャリアを築いてきた中條さんが感じるTOYOの魅力を教えてください。
先述のように、当社ではあらゆる業務がプロジェクト単位で動いているので、社内外のさまざまなメンバーと仕事を通じて交流できるところに魅力を感じています。 また、私は元々プロセスエンジニアとして働いていたのですが、知的財産の管理やライセンスのビジネス展開に興味を持ち、現在の部署へ異動を希望しました。転職しなくても、さまざまな経験やキャリアを積める。個人の意思を尊重し、キャリアを共に考えてくれるそうした人事面の柔軟性はTOYOの大きな魅力だと感じています。 社内の教育機会も多数あり、自ら希望して専門の講座を受講することもできます。グローバルで活躍したい人はもちろん、これまでの経験を軸に新しいことに挑戦したい方、学ぶ意欲が高い方にとって絶好の環境だと自信を持ってお伝えしたいです。
出典:ビズリーチ 公募ページ 「東洋エンジニアリング株式会社」(2024年9月19日、2024年11月28日公開) より転載

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