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プロセスエンジニアリング部
笹倉啓佑
2017年入社。プラントの基本設計を担当。プロセスシミュレータを用いて装置構成や仕様を決め、仕様書の作成及びベンダーが作成した設計の仕様書をレビューすることが主な仕事。
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土木・建築エンジニアリング部
斎藤悠里
2019年入社。新潟バイオマスプロジェクトのDLAE(Deputy Lead Assign Engineer:副主任設計者)として土木建築に関わる設計業務を担当。設計会社とやりとりしながら設計、図面を作成。
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DXエンジニアリング部
柴田蒼生
2020年入社。プラント管理の自社サービス「DX-PLANT®」のクラウド環境の管理、運用、開発。その他、遠隔監視システムのクラウドアーキテクチャレビューや、クラウド環境構築のサポートなどを担当。
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機械エンジニアリング部
小林慶一
2020年入社。主な業務は、各部署からの情報とお客様からの仕様をもとに、圧力容器・タンク・熱交換器などプラントで用いる機械を設計し、メーカーへ発注。
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発電ユーティリティーエンジニアリング部
鈴木康太
2020年入社。バイオマス発電プラントのユーティリティー設備(水、蒸気、窒素などを生産する設備)の設計し、その中でも純水設備と冷却塔を主に担当。
―まずは、就職活動のときのことを振り返ってもらいました。
TOYOを選んだ理由は?
笹倉:学生時代は化学工学を学んでおり、それを活かしてものづくりに関わる仕事に挑戦したいと考えていました。また、海外で活躍できる力を身につけたいという思いもあったため、エンジニアリング会社を見て回りました。TOYOを選んだのは、社員たちの人柄に惹かれたからです。規模だけで比較すると他にも大きな会社はありますが、社風や職場環境が一番自分に合っているように感じました。
斉藤:海外と関わる仕事、さまざまな専門を持つ人たちとチームで取り組める仕事、そして人々の生活をつくる仕事という三つの軸を持って就職活動を進めていました。その中で、三つが重なっていたのがエンジニアリング業界でした。TOYOの面接では自分が配属される可能性のある部署の方々と話すのですが、とても親身に話を聞いてくださり、この人の下で働いてみたいと感じて入社を決めました。
柴田:情報系の学部出身だったこともあり、最初はTOYOの存在も知りませんでした。しかし、IT業界では収まりきらない、規模の大きい分野の仕事ができそうだと感じ興味を持ちました。TOYOに決めたのは、インターンシップに参加し、会社の雰囲気の良さに魅力を感じたことが大きかったですね。
小林:この業界に興味を持ったきっかけは、テレビ番組で海外の巨大建造物の建設現場の様子を見たことです。各分野のプロフェッショナルが協力して巨大な建造物を完成に導く姿に憧れて、自分も関わりたいと思い、エンジニアリング業界を志望しました。 私もインターンシップに参加し、他社とは異なる話しやすい雰囲気に惹かれました。
鈴木:多様なメンバーと大規模なものづくりに関わりたいという思いからエンジニアリング業界を志望しました。その中でもTOYOのインターンシップで話を聞いた先輩社員が、自分の業務にプライドと情熱を強く持っている姿に感銘を受けました。こんな先輩社員に囲まれた職場環境であれば、自身もモチベーションを高く保って働くことができそうだと思い、入社を決めました。
斎藤:みんなの志望動機を聞いていると、社風を挙げている人が多いけど、会社の規模やプロジェクトの規模が大きすぎないから生まれる雰囲気なのかもしれません。それに、若いうちから仕事を任せてもらえ、業務の全体像がわかる点もTOYOの魅力だと思います。
鈴木:私も入社前から、若手にも自由にやらせてもらえる社風であることは聞いていましたが、実際、入社してそのことを強く実感しました。
―就職活動に続き、社会人1年目を振り返ってもらいました。
入社1年目に感じた壁は?
鈴木:先ほど話したようにTOYOは、早いうちから若手に仕事を任せてくれる会社です。ただ、想像していた以上に早く仕事を任されたため、最初は緊張しました(笑)。部署に配属されて数週間後、ベンダーさんとの2度目の打ち合わせから「進行を任せたよ」と言われ、必死にメモを取りながら会話しましたね。おかげで1年後には自然とできるようになっていました。
小林:私も心の準備をする間もなく、「あとはよろしく」と担当を任されていった記憶があります(笑)。もちろん、上司のサポートもあるし、失敗してもフォローしてもらえるのですが。そういう意味では、成長するチャンスをたくさん与えてもらっていたように感じます。
柴田:どの部署もそこは似ていますね。 ITの開発でも、かなり早い時期から仕事を任されます。開発のスケジュールを自分で立て、仕様書をつくり、開発しなければならないのですが、複数の業務を並行して進めるため最初は苦労しました。ただ、振り返ってみれば、いい訓練になったと思うし、逆に「あのとき、もっとやれたかも」と後悔するくらいには今、成長できていると思います。
斉藤:みんな、かなり早い時期から仕事を任されていたんですね。私の場合、仕事を任される前の研修から覚えることが多くて、頭がパンクしそうになっていました。
笹倉:たしかに、エンジニアリングでは様々な専門知識が要ります。TOYOの場合、小さめのプロジェクトも多いため、一人で幅広い分野をカバーする必要があり、覚えることも多岐にわたります。私もその点は苦労しました。
斉藤:2年目の現場実習も良い思い出です。各部署を代表して一人でプロジェクトの現場を任され、実際に現場を指揮する仕事に挑戦するのですが、研修とはまた異なる難しさがあり、苦労した記憶があります。初めは右も左も分からなかったため、やりながら覚えていきました。
笹倉:現場実習は緊張しますよね。僕はその実習を一年目で経験したんですが、実習先がマレーシアでした。いきなり、現地の人と同じレベルの知識を求められ、かつ英語でコミュニケーションをとらなければいけなかった(笑)。今思うと、同時に二つの壁を乗り越えることに必死でした。
小林:TOYOでは若いうちから海外の現場を担当することも珍しくはないという話ですが、新型コロナの感染拡大の時期と重なったこともあり、私はまだ海外には行けていないから、ちょっと憧れます。
鈴木:私もです。いつ行くことになっても大丈夫なように、あとでアドバイスを聞かせてほしいです。
―社会人1年目を乗り越え、成長した部分について語り合ってもらいました。
仕事をしていて、やりがいを感じるのはどんなとき?
柴田:IT部門は一見すると建設とは離れた分野の仕事のように感じますが、仕事をしているとネットワーク上に巨大なシステムを建設している感覚になります。自分がその建設の一部に関わることができたと感じるときは、仕事の面白さを感じますね。
笹倉:DX-PLANT®は、設計の部署の人とも一緒につくる場面を見たことがあるけど、ある程度設計の知識も必要ですか?
柴田:はい。結局、プラントを支えるためのITなので、プラントの知識や設計の知識も重要になってきます。そういう点では、自分のつくるものが大規模なものづくりを支えていることを実感できる点も魅力ですね。
鈴木:私はいまユーティリティー設備というプラントの補助設備を担当しているのですが、発注先のメーカーとの協業にやりがいを感じます。発注先には海外メーカーも多いため、専門分野、国籍、年齢など、多種多様な人々と一緒にものづくりに携われるのは面白いですね。
小林:私はプラントの中でも大型の設備機器を設計していることにやりがいを感じます。約100トンもの圧力容器や熱交換器を設計し、自分の関わった製品が完成したのを見たときはうれしいですね。チームで協力しながら製品を完成まで導くことができたときは、毎回達成感も大きいです。
斉藤:土木・建築エンジニアリング部が手がける工事は、現場の土台となる地盤を作る仕事。自分が指揮した現場を、無事終えられたときはうれしく感じます。逆に、ここでミスをすると、その後のプロジェクト全体に重大な影響を与えてしまうため、責任も大きいですね。ただ、それこそ土木・建築の仕事の醍醐味であり、使命だと思っています。
笹倉:みんなの話を聞いていると、大規模なものづくりに携わることができ、それが完成したとき、動いたときに熱い気持ちになるというのは共通しているやりがいですね。
―あらためて、若手から見たTOYOの魅力を語ってもらいました。
東洋エンジニアリングの好きなところは?
笹倉:プラント建設の仕事は体育会系のイメージが強くて不安もありましたが、みんな優しくて穏やかな人ばかりで、とても居心地がいい会社だと思います。困ったことがあったら、親身になって相談にのってくれますし、プライベートでも面倒を見てくれてとてもありがたいです。
小林:仕事でうまくいかなくても、解決策の一歩手前まで教えてくれる感じが好きですね。任せるところは最後まで責任を持ってやらせてくれるし、一方で背中を押してくれます。
柴田:私は、風通しのいい会社という点です。若手の意見もすぐに聞いてくれるし、だからこそ、社員は新しいことに挑戦する意欲を持つことができます。その連鎖が続いて、TOYOのフィールドがどんどん広がっていくのかなと思います。
鈴木:この仕事はやっぱりチームワークが大切です。一つのプロジェクトに、国籍、会社、専門分野の異なる多様なプロフェッショナルが集まって、チームでゴールを目指して進んでいくのですが、その際、一人ひとりの個性を尊重してくれるのが好きなところです。
斉藤:みんなのびのびと自分のペースで仕事ができますよね。各々がやりやすいスタイルで働けるような環境が整っていて、穏やかに仕事をしていると思います。
鈴木:プロジェクトごとに一緒に仕事をするチームが変わるというのも、部署を超えた交流のきっかけになっているのではないでしょうか。その都度、上司が変わるから、学ぶことも毎回違って刺激的です。
斉藤:逆に、同期がチームメンバーにいると、相談しやすくてホッとしますね。お互いの成長を確かめ合う、良い機会にもなっています。
―成長するための目標や、実現したい仕事について聞きました 。
これから、どのように活躍したい?
柴田:将来の夢は、TOYOでDXのプロになることです。そのために、IT分野に限らず、プラントや設計、技術全般への知識を身につけたいですね。資格なども積極的に取得して、さらに専門性を高めていきたいです。
鈴木:社内には水処理分野に特化した若手のエンジニアは多くないので、その分野へのスキルを武器にして、TOYOの水処理分野のエースになるのが目標です。それから、まだ現場に足を運んだ経験が少ないので、たくさんのプラントの現場をこの目で見て、知見を増やしていきたいです。
小林:最終的には、海外プロジェクトに積極的に携わりグローバルなエンジニアになることを目指しています。そして、海外でも一目置かれるような人材に成長したいと考えています。そのためには、プラントの設計、機器の設計、法規要求、官庁への申請、過去のトラブルのフィードバックなど、多くの知識を身につけ、経験を重ねていきたいと思います。
斉藤:プロジェクトの土木建築のLAE(Lead Assign Engineer:主任設計者)として、一つの業務を遂行してみたいですね。周りの先輩たちは、7年目くらいでLAEを担当しているので、まずはそれを目標に、頑張っていきたいと思います。
笹倉:TOYOは、技術力を武器にしている会社です。だからこそ、いつかはこの会社の新しい技術開発にも携わるようなことにも挑戦したいと考えています。 そのために、日々の仕事の中でどんなことにも興味を持ち、挑戦を続けていきたいです。
―最後に、就職活動中の学生の皆さんに向けて一言いただきました。
これから一緒に働く学生へ、エールを。
斉藤:働く上で大切なのは、自分の意見を言葉にすること、そして自分で考えて動く力です。学生のうちにさまざまなことにチャレンジして、自分の考えを論理的に説明する練習をし、挑戦してみる力を育ててみてください。
柴田:IT業界に興味を持っている学生さん。ぜひ、TOYOで、一緒にDXのプロを目指しましょう!
小林:TOYOは、若手には挑戦・成長の機会をためらわずに与えてくれる会社です。そして、過去の知見を糧にビジネスの領域を広げる会社です。この会社で挑戦を重ねて、会社の未来を一緒につくりましょう。
笹倉:学生のみなさんには、まずは学生生活を存分に謳歌してほしいですね。今だからこそできることをたくさん経験し、それを社会人生活で活かしてください。
鈴木:就職活動では、自分を大きく見せようとせず、等身大の姿を見せてほしいと思います。そうすれば、自分も企業も納得した結果を得ることができるはず。自分らしく会社と向き合った結果、TOYOにご縁があればとてもうれしいですし、共に働けることを楽しみにしています!
―ありがとうございました。