KOTA OKUNO
自分で計画したことが具現化される喜び。 大きなプラントが目の前で出来上がっていく様を間近で見ることが出来る仕事。
奥野 晃多
工事本部
2016年入社 専攻:応用物理学
現在は国内化学プラント新設工事の工事計画責任者(Field Control Manager)をしています。現場所長(Field Manager)の元、工事計画、工事契約、工事予算管理を担当しています。また、工事現場のDX化を実現するために、社内及び社外のITツールを現場に実装することも担当しています。
入社した理由
海外で仕事をしてみたかったからです。大学時代にベトナムへインターンしたことがきっかけで、海外での勤務に強い憧れを抱いていました。商社での就職も考えていたので、専門商社、総合商社の両方のインターンシップに参加しました。しかし、商社ではすぐに海外赴任ができない可能性があることを知り、海外赴任をいち早く実現することが出来そうな当社に入社しました。その予想通り、入社半年でマレーシアに赴任することが出来ました。そのマレーシア赴任は当初半年間の赴任予定でしたが、最終的には2年間も赴任することができました。一番大きな入社理由を早々に実現することができ、当社に入社して良かったと感じております。
私のやりがい
自分、またはチームが計画したことが、自分の目の前で計画通りに具現化されたときに一番やりがいを感じます。プラント建設工事は多くの工事協力会社が関わるので、各工事協力会社の事情を考慮した計画がまず必要です。様々な事情が複雑に絡み合うので、折衷案を模索しながら計画をするのも一苦労です。次に、その計画通りに工事を進めなくてはいけませんが、入念に緻密に計画を立てても計画通りに進まないことの方が多いです。現場はまるで生きているかのように、日々状況が変化します。現場をくまなく歩き、しっかりと観察して、状況変化を日々感じ取り、自分たちが計画した通りに進むよう各協力会社と毎日毎日調整をします。正直なところ、実行段階ではクタクタになりますが、何とか計画通りに工事が完了した時の達成感は何物にも代えがたいものがあります。工事現場で苦労しながらもプラントが出来上がっていく過程を、現場で見て体感できる工事部の仕事は非常にやりがいがあると感じています。
社内の雰囲気
優しくて面倒見が良い方が多く、大変恵まれています。そして、教育に熱心です。初めての海外現場では、私を含む新人たちのために、わざわざ諸先輩方が勉強会を開催してくれました。休日も食事会などを開催してくださり、オン、オフを問わずお世話になりました。海外赴任が終わった直後、工事部の男性では初めての育休を取得しました。3か月程度取得しましたが、眉をひそめる人は一人もおらず、気兼ねすることなく育休を取得することができました。また、会社全体で社員教育に力をいれており、その一環として、私は3年目に某スーパーゼネコンへ1年間、出向することが出来ました。商社やガス会社などへ出向している先輩方もいます。社内の雰囲気は総じて和やかで、非常に働きやすい環境だと感じております。
OFFの過ごし方
工事本部は現場への長期出張が多いです。 また、24年4月から国内現場にも働き方改革が適用されますが、現在までは休日出勤が多かったのも事実です。 長期出張完了後の長期休暇や数少ない休日には目いっぱい遊ぶようにしております。 マレーシアの現場にいた際は、土曜日の仕事が終わったあとにジョホールバルやシンガポール(写真はシンガポールで撮影したもの)に同期や先輩たちと良く遊びに行きました。時間があれば、色々なところに旅行に行くようにしております。
学生の皆さんへ
当社の仕事はプロジェクト単位の仕事で、プロジェクトが変わるごとに仕事内容が大きく変わります。一つとして同じ仕事はありません。私は入社してからの6年間で、マレーシアのエチレンプロジェクト、埼玉県での事務所建設(スーパーゼネコンへの出向)、茨城県、鳥取県でのバイオマス発電を経験することができました。現在は千葉県でのポリプロピレン案件を担当しています。数か月から数年ごとで携わるプロジェクトが変わるため、その都度、新しい知識を習得するのが大変ではありますが、変化を楽しめる学生の方には良い仕事だと思います。